下僕主とツンデレ超えた召喚物


説明終了されたが、納得するには時間がかかる。


そういや、先生も狙ってるって前にミントが言っていたっけか。


ぐるぐる頭が回転する内に、座りなさいなーと先生に言われてミントの隣に座る。


次にラグナだが。


「探し物は見つかったかしらー?」


「悪意ある質問だな」


「ふふ、ちょっと面白くってー。ミント君から聞いたんだけど、最初から私に聞けば良かったのに」


「常々思うよ」


軽く息を吐いて、ラグナも座る。


「わあ、コットン君。可愛いお友達だね。こんにちは」


「キュー」


「いたずらっ子だよ、ただの――いっ」


髪を抜かれた。


もう我慢ならないと頭上のポックルさんを持ち上げて、ミントに渡した。


手のひらにいるポックルさんにミントがにっこり笑えば、ポックルさんが片手を振って答えてくれる。


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