霊務2
【この会社って…ー28】
早紀が書類を出してから
後のこと、
ヒスブルが礼子の元に
やってきた。
「叶さん…
ちょっといい?」
「はーい。
どったんですか?」
ヒスブルは
コホンと軽く咳をして
話をした。
「午後のメーカー会議。
アナタも
出席してもらうから」
すると
それを聞いていた周りが
どよめいた。
一体このどよめきは…?
早紀はそれを遠くで
聞き耳を立てていたのか
慌てて課長に近付いた。
「どう言うことです
課長?!
この子がメーカー会議
だなんて!」
「私だって
耳を疑ったわ…
相手からの
ご指名みたいよ」
と、
課長は書類をペラペラと
させた。
あ、この書類は…
そう。
礼子が復元した
書類だ。
実はこれ
復元する前に
礼子は金縛りの能力を
うまく使い、
字を繋げ
そこに自分の名前を
書き込んだのだ。
理由は単純。
普通の仕事に飽きた為
この書類に
名前を入れれば
午後の会議に
出れるからだ。
しかし、
この会議は
どうやら礼子が
思ってる以上に
名誉な事のよう。
「とにかく……
出席する以上は
意見を言ってもらいます
からね。
ちゃんと書類を
読んでおくように」
いきなりの大役。
普通の人なら緊張するが
礼子は
いつもと違うことが
できると
喜んでいた
早紀が書類を出してから
後のこと、
ヒスブルが礼子の元に
やってきた。
「叶さん…
ちょっといい?」
「はーい。
どったんですか?」
ヒスブルは
コホンと軽く咳をして
話をした。
「午後のメーカー会議。
アナタも
出席してもらうから」
すると
それを聞いていた周りが
どよめいた。
一体このどよめきは…?
早紀はそれを遠くで
聞き耳を立てていたのか
慌てて課長に近付いた。
「どう言うことです
課長?!
この子がメーカー会議
だなんて!」
「私だって
耳を疑ったわ…
相手からの
ご指名みたいよ」
と、
課長は書類をペラペラと
させた。
あ、この書類は…
そう。
礼子が復元した
書類だ。
実はこれ
復元する前に
礼子は金縛りの能力を
うまく使い、
字を繋げ
そこに自分の名前を
書き込んだのだ。
理由は単純。
普通の仕事に飽きた為
この書類に
名前を入れれば
午後の会議に
出れるからだ。
しかし、
この会議は
どうやら礼子が
思ってる以上に
名誉な事のよう。
「とにかく……
出席する以上は
意見を言ってもらいます
からね。
ちゃんと書類を
読んでおくように」
いきなりの大役。
普通の人なら緊張するが
礼子は
いつもと違うことが
できると
喜んでいた