霊務2
【秘書スタートー3】
その日の午後。
ヒスブルが
礼子の元へと
近付いてきた。
何やら表情が
何とも言い表せない顔を
している。
「叶さん…
社長から話は
聞きました…
それでアナタはいいの?」
……?
いきなり何を…?
ああ、避暑地の話か。
「避暑の話?
もちろんいいですよ★」
そう言うと、
課長は納得した。
「分かったわ……
机の上を片付けて
おきなさい。
みんなにも言っとくから」
机…?
もしかして明日からでも
行けるのかな?
どんどん礼子は
都合良く考える。
片付けておけってことは
仕事サボって長期に
避暑地に旅行?
ヒャホウ!!!
「カメラカメラ~♪」
そう
ご機嫌に礼子は
言っていると、
課長は何も言わず
その場を後にした。
(カメラなんて
やっぱりこの子…
社長にまで盗撮して
弱みを握ったんだわ…
『社長秘書』だなんて…)
いつまでも
勘違いしたまま、
礼子の上司は
これで役目を終えた
その日の午後。
ヒスブルが
礼子の元へと
近付いてきた。
何やら表情が
何とも言い表せない顔を
している。
「叶さん…
社長から話は
聞きました…
それでアナタはいいの?」
……?
いきなり何を…?
ああ、避暑地の話か。
「避暑の話?
もちろんいいですよ★」
そう言うと、
課長は納得した。
「分かったわ……
机の上を片付けて
おきなさい。
みんなにも言っとくから」
机…?
もしかして明日からでも
行けるのかな?
どんどん礼子は
都合良く考える。
片付けておけってことは
仕事サボって長期に
避暑地に旅行?
ヒャホウ!!!
「カメラカメラ~♪」
そう
ご機嫌に礼子は
言っていると、
課長は何も言わず
その場を後にした。
(カメラなんて
やっぱりこの子…
社長にまで盗撮して
弱みを握ったんだわ…
『社長秘書』だなんて…)
いつまでも
勘違いしたまま、
礼子の上司は
これで役目を終えた