霊務2
【秘書スタートー6】
そのまま
いつものように
部署の朝礼が始まる。
…が、しかし
今日はいつもの朝礼と
様子がおかしく、
課長がこちらを
手招きをしている。
「叶さん、ちょっと…」
なんだろ?
もしかして
朝からドッキリとして
アドリブで
何か喋れって事かな?
「いいわ。
芸人の力見せてあげる」
芸人でもない礼子は
堂々と胸を張り
前に出て行った。
課長の横に並び、
どんな無茶振りを
されるかと
待っている礼子。
すると課長がゆっくりと
話を始めた。
「…皆さん。
知っている方も
いると思いますが、
彼女は今日付けで
この部署を離れ、
秘書課の方へ
転属となりました」
ブッ…!
お茶を飲みながら
朝礼を聞いていた早紀が
口から吹き出した。
「ハア?!
秘書課!!?」
早紀がそう驚くのも
無理はない。
まだ入社間もない
ぺーぺーの彼女が、
いきなり昇級したような
もんだ。
なぜなら
この会社の
秘書課というものは、
『課』と言うものの
社内には部屋が存在せず
まさに
『社長の右腕』となる
存在だからだ。
そんな事も
微塵も知らない礼子。
今こうして
紹介を受けているのも
何が何だか
サッパリ分からない。
「ほえ??」
転……属………?
まあいいや
分かった。
妙に切り替えが早い
礼子であった
そのまま
いつものように
部署の朝礼が始まる。
…が、しかし
今日はいつもの朝礼と
様子がおかしく、
課長がこちらを
手招きをしている。
「叶さん、ちょっと…」
なんだろ?
もしかして
朝からドッキリとして
アドリブで
何か喋れって事かな?
「いいわ。
芸人の力見せてあげる」
芸人でもない礼子は
堂々と胸を張り
前に出て行った。
課長の横に並び、
どんな無茶振りを
されるかと
待っている礼子。
すると課長がゆっくりと
話を始めた。
「…皆さん。
知っている方も
いると思いますが、
彼女は今日付けで
この部署を離れ、
秘書課の方へ
転属となりました」
ブッ…!
お茶を飲みながら
朝礼を聞いていた早紀が
口から吹き出した。
「ハア?!
秘書課!!?」
早紀がそう驚くのも
無理はない。
まだ入社間もない
ぺーぺーの彼女が、
いきなり昇級したような
もんだ。
なぜなら
この会社の
秘書課というものは、
『課』と言うものの
社内には部屋が存在せず
まさに
『社長の右腕』となる
存在だからだ。
そんな事も
微塵も知らない礼子。
今こうして
紹介を受けているのも
何が何だか
サッパリ分からない。
「ほえ??」
転……属………?
まあいいや
分かった。
妙に切り替えが早い
礼子であった