霊務2
【秘書スタートー7】
「それじゃあ叶さん。
何か一言ある?」
そう礼子にふる課長に
彼女はハッと
何かに気付いた。
(やっぱり
これドッキリじゃない?)
よく考えたら
いきなり転属何て変だ。
辞令も出てないし、
こんな数ヶ月の社員が
変わるはずがない。
そうだなドッキリだな。
勝手にそう捉えると、
礼子はコホンと咳をして
喉を整えた。
「え~。
では一言
言わせていただきます…」
みんながみんな注目する
(これ…
やっぱりアタシを
試しているのね!)
そりゃ
みんな注目するのは
当たり前だ。
それに気付かない礼子は
勝手に
芸人心の火がついた。
そんな注目の中、
スッと軽く息を吸った。
「アバヨ、くそ虫共。
センキューベイベ」
そう言いながら
中指を立てて
ファックユーをする。
今、流行りの
最近よくテレビで見る
ロックバンド
『シャムネコ』の
フレーズをパクった一言だ。
『……………』
一同黙りこくる
一瞬、
部署内の気温が
ー1度下がった気がした
そんな空気を無視し、
礼子は
手をブンブンと振って
部屋を出て行った
「それじゃあ叶さん。
何か一言ある?」
そう礼子にふる課長に
彼女はハッと
何かに気付いた。
(やっぱり
これドッキリじゃない?)
よく考えたら
いきなり転属何て変だ。
辞令も出てないし、
こんな数ヶ月の社員が
変わるはずがない。
そうだなドッキリだな。
勝手にそう捉えると、
礼子はコホンと咳をして
喉を整えた。
「え~。
では一言
言わせていただきます…」
みんながみんな注目する
(これ…
やっぱりアタシを
試しているのね!)
そりゃ
みんな注目するのは
当たり前だ。
それに気付かない礼子は
勝手に
芸人心の火がついた。
そんな注目の中、
スッと軽く息を吸った。
「アバヨ、くそ虫共。
センキューベイベ」
そう言いながら
中指を立てて
ファックユーをする。
今、流行りの
最近よくテレビで見る
ロックバンド
『シャムネコ』の
フレーズをパクった一言だ。
『……………』
一同黙りこくる
一瞬、
部署内の気温が
ー1度下がった気がした
そんな空気を無視し、
礼子は
手をブンブンと振って
部屋を出て行った