霊務2
【やる気になったのは礼子ー18】
この事態にタヌキは
何も言えず
あたふたしている。
こんなんで、
本当に会社の長だろか?
と言えるくらい
役に立たない。
「こんな会議は
馬鹿げている…
失礼させていただくよ」
金丸はスクっと
立ち上がり、
この場を去ろうとした。
「しゃ、社長?!
お待ちください!」
金丸社長の裏の顔も
何も知らない
クロレアの社員達は
慌てふためいている。
「ええい離せ!」
社員達を振り払い、
金丸は会議室から
出ようとした。
ガチャ!
会議室の扉が開く。
開けたのは金丸じゃない
「何だお前達は!
そこをどくんだ!」
そう言った先を
見てみると、
廊下にヨネさんが
立っていた。
それと隣には、
この会社には似合わない
厨房着姿の見知らぬ女性。
「クロレアの社長さんや。
いきなりで申し訳ないね。
この子覚えてないかな?」
扉を開けたまま
ヨネさんは
話しかけている。
「いきなりなんだ…!
私が知るか!!」
それを聞き
ヨネさんは答えた。
「この人は…
とある小麦会社から
目の前のパン屋に来た
女性だよ。
何やらアンタに
お話があるようで」
それに対し
金丸はギクリと
過敏に反応した。
するとその女性は
ゆっくりと金丸を指差し
言葉を出した。
「この人です。
あの時の社長さんは」
!!!!
この事態にタヌキは
何も言えず
あたふたしている。
こんなんで、
本当に会社の長だろか?
と言えるくらい
役に立たない。
「こんな会議は
馬鹿げている…
失礼させていただくよ」
金丸はスクっと
立ち上がり、
この場を去ろうとした。
「しゃ、社長?!
お待ちください!」
金丸社長の裏の顔も
何も知らない
クロレアの社員達は
慌てふためいている。
「ええい離せ!」
社員達を振り払い、
金丸は会議室から
出ようとした。
ガチャ!
会議室の扉が開く。
開けたのは金丸じゃない
「何だお前達は!
そこをどくんだ!」
そう言った先を
見てみると、
廊下にヨネさんが
立っていた。
それと隣には、
この会社には似合わない
厨房着姿の見知らぬ女性。
「クロレアの社長さんや。
いきなりで申し訳ないね。
この子覚えてないかな?」
扉を開けたまま
ヨネさんは
話しかけている。
「いきなりなんだ…!
私が知るか!!」
それを聞き
ヨネさんは答えた。
「この人は…
とある小麦会社から
目の前のパン屋に来た
女性だよ。
何やらアンタに
お話があるようで」
それに対し
金丸はギクリと
過敏に反応した。
するとその女性は
ゆっくりと金丸を指差し
言葉を出した。
「この人です。
あの時の社長さんは」
!!!!