霊務2
【上に立つべき人間-2】
そんな態度に
我慢ならないのは、
ヨネさんの孫。
こんなヤツに
おばあちゃんは…!
そう思うと
悔し過ぎて、
涙が出てきそうな
くらいである。
一方礼子は、
適当そうにしてる。
「…アタシ………
もう行くねん。
(帰って
ドラマみたいし)」
捕まえた事だけに
すっかり
満足してしまった
礼子は、
ヨネさんの意識が
戻った知らせも
聞いているので、
パッパッと帰りたかった。
会社を守ると言う任務も
達成すれば、
後はどうでもいい。
目的だけを追求した、
素晴らしい思想の
持ち主である。
「…分かりました…
叶さん
おばあちゃんを
ありがとう」
礼子の言葉に
遅らせながら、
お礼を言った孫。
それを聞いて、
礼子は立ち上がった。
「うん★
じゃあそう言うことで。
ばいちゃ」
手を振って
取調室から出ると、
別の警察官が慌てて
礼子と入れ替わりで
部屋に入って行った。
「た、た、大変です!
証拠が出ました!」
「なにぃ!
見つけたか!?」
ん……?
その聞こえてくる
大声に、
礼子は足を止めて
耳を立てた
そんな態度に
我慢ならないのは、
ヨネさんの孫。
こんなヤツに
おばあちゃんは…!
そう思うと
悔し過ぎて、
涙が出てきそうな
くらいである。
一方礼子は、
適当そうにしてる。
「…アタシ………
もう行くねん。
(帰って
ドラマみたいし)」
捕まえた事だけに
すっかり
満足してしまった
礼子は、
ヨネさんの意識が
戻った知らせも
聞いているので、
パッパッと帰りたかった。
会社を守ると言う任務も
達成すれば、
後はどうでもいい。
目的だけを追求した、
素晴らしい思想の
持ち主である。
「…分かりました…
叶さん
おばあちゃんを
ありがとう」
礼子の言葉に
遅らせながら、
お礼を言った孫。
それを聞いて、
礼子は立ち上がった。
「うん★
じゃあそう言うことで。
ばいちゃ」
手を振って
取調室から出ると、
別の警察官が慌てて
礼子と入れ替わりで
部屋に入って行った。
「た、た、大変です!
証拠が出ました!」
「なにぃ!
見つけたか!?」
ん……?
その聞こえてくる
大声に、
礼子は足を止めて
耳を立てた