霊務2
【消えた2人ー5】
その霊は、
いきなりみんなの前で
礼子を指差した。
「オイオイ!
なんなんだよ
さっきからよ!
みんな、
コイツ生身の人間だぜ?
どうにかしてるぜ!!」
前には見たことがない
タイプの霊。
どうやら、
最近霊界に入った
新人のようだ。
全く無知な霊。
知らないと言うのは
怖いものだ。
「こんな人間なんて
早く追い出して、
俺らだ……」
………
………?
い、息苦しい…?
急に言葉を詰まらせた
その霊は、
胸が
締め付けられるような
苦しみを感じた。
いや…
ホントに
締め付けられている?!
自分の体が
動けなくなっている
事に気付き、
もがこうが、もがこうが
どうあがいても
指一本でさえ
動かせなかった。
気付けば礼子はその場に
倒れ伏せ、
替わりに幽体の礼子が
手をかざしている。
「ザコが……
我、神に逆らうとは…」
礼子は半分ふざけて、
金縛りをかけていた。
しかし、
ふざけていても
礼子の力は半端ない。
そんな圧倒的な力の前に、
その霊はパニック。
マジ
スミマセンでした!
その霊は、
いきなりみんなの前で
礼子を指差した。
「オイオイ!
なんなんだよ
さっきからよ!
みんな、
コイツ生身の人間だぜ?
どうにかしてるぜ!!」
前には見たことがない
タイプの霊。
どうやら、
最近霊界に入った
新人のようだ。
全く無知な霊。
知らないと言うのは
怖いものだ。
「こんな人間なんて
早く追い出して、
俺らだ……」
………
………?
い、息苦しい…?
急に言葉を詰まらせた
その霊は、
胸が
締め付けられるような
苦しみを感じた。
いや…
ホントに
締め付けられている?!
自分の体が
動けなくなっている
事に気付き、
もがこうが、もがこうが
どうあがいても
指一本でさえ
動かせなかった。
気付けば礼子はその場に
倒れ伏せ、
替わりに幽体の礼子が
手をかざしている。
「ザコが……
我、神に逆らうとは…」
礼子は半分ふざけて、
金縛りをかけていた。
しかし、
ふざけていても
礼子の力は半端ない。
そんな圧倒的な力の前に、
その霊はパニック。
マジ
スミマセンでした!