霊務2
【受かった!ー6】



今改めて会社に入ったが

その凄さは改めて
分かった。







目の前に広がる
大きな受付。



一階と二階は
吹き抜けになっており、

透明な窓ガラスが
広々としたフロアを
照らしている。







夜に入った時とは
全くの
イメージの違いであった








「ほええ~
スッゴいなあ~」







この三光本社ビルは
都内でも目立つ大きな
ビルで、

礼子はまるで
観光気分であった。






面接をした場所が
別の支店なので
生身で見るのは初めてだ








「ホラ!
遊びに来てるんじゃ
ないから
さっさと来なさい!」







女はカツカツと
奥にあるエレベーターへ
早足で歩いて行った。








すると、
どこからか

乾いた笑い声が
聞こえてきた
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