霊務2
【受かった!ー8】



「とにかく余計なことは
吹き込まないでください

さあ……
行くわよアナタ…」






礼子を呼びつけると
ヒスブルは

エレベーターに乗った。








「またね★
おばあちゃん!」







手を振り、
礼子もエレベーターに
乗り込んだ。







「おばあちゃんは
まだ早いよ。

ヨネと呼んでくれや」







ドアが閉まる時に
大声で
ヨネさんは言っていた。







チン…








ドアは完全に閉まり、
そのまま上へと
動きだした。







………








どこまで行くのか…

エレベーターは
上ることを
休めなかった。







そして…







チン…







ドアはゆっくりと開き、
広々としたフロアに
礼子達を導いた
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