初恋×先生


「へぇ・・・・今度は何処の金持ち歳上美人だ?」



俺たちは保健室に入った。ここは静かで落ち着くし話をするには最適な場所だ。



こいつが保険医でよかったと思う。ここに長居しようと思えばできるからな。


「んにゃ、今回は歳上じゃなけりゃ金持ちでもない」



「・・・・ま、まさかお前っ・・・生徒に手ぇ出したのか!?・・・普通の恋愛しない奴だとは気付いてたけどとうとう純粋な女子高校生に手を出すなんて・・・(泣)」



「おいコラ、誤解招く言い方は止めろ。」



俺は新井を蹴った。



「だってお前の彼女、女社長とか家が金持ちの美女ばっかだっただろ。んで、それ全員歳上だったし性格も皆勝ち気だった」



「勘違いすんな。今回は別に恋愛感情なんかねーよ。ただ俺が遊びたいだけ」



「お前、いつか絶対痛い目見るぞ・・・」



コンコン



その時、保健室のドアがノックされ、天野が入ってきた


~謙市side end~

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