初恋×先生

それはそうと、今年は俺にとって特別な年になりそうだ。



理由は教師になって初めてクラスを受け持つ事になったから。



しかも３年生の担任だ。



こんな半人前教師に受験生を任せていいのかと疑問に思うが、もう決まった事だから今更ぐちぐち言っても仕方がない。


「え～それでは各クラスの担任を発表します。先生方は各々担当のクラスの前に行ってください」


校長の合図で俺は３ーＣの前に立った。


それと同時にＣ組から喜びの歓声が沸いた。


ま、当然だな♪



ん･･･････？




俺は他とは別の視線を感じ、そこへ目を向けた。





～謙市side～end