初恋×先生


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始業式が終わり、各々に自分のクラスに移動していく。


私はまだ少しイライラしながら歩みを進める。



・・・・・・・冷静に考えたら、何で先生笑ったったんだろ・・・・



普通自分が睨まれて笑う?



いやいや、頭が可笑しくなきゃ笑わないでしょ。



あ、先生は頭可笑しいのか。
納得、納得。



あ~、自己完結して頭スッキリ爽快♪



「天野~。早く席ついてくれないか?ホームルーム始められないんだけど。」



は?



・・・・・・・・・あ、もう教室着いてたんだ・・・・・・・



てか、私最後じゃん!!



うわ~最悪。


「すみません。」



一応謝っとこう、仮にも先生だから。



私は席に着いた。

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