初恋×先生
「え~、俺の名前は杉浦謙市。今年1年間このクラスを受け持つ事になった、宜しく。質問あるなら今から1分だけ受け付けるぞ。」
先生は教壇の所で偉そうに言った。
「はいは~い、謙ちゃんって彼女いんの?」
アホな男子が、少し顔が良ければ男だろうが女だろうが必ず聞かれる質問をした。
てか、そういう事は後で個人的に聞けよ!
「残念ながら今はフリーだ」
先生の答えに教室中から「可哀想」だの「私が彼女になってあげる」だの、女子の一部は本気で先生を狙っているのか小声で「チャンスじゃん」などと聞こえてきた。
皆、こういう話題は無駄に興味持ってるな・・・・誰が好きだの誰と付き合ってるだの・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
くだらない。
~美和side end~