今日の空も青かった

「どうしたんですか?」


またふえた!今度はなんか優しいそうな人。あ、ここまでみんな男の子です。


「おう樹」


「ただあいつがうざいだけだ」


毒舌さんズバッというなー。ケータさんは


「ははは。ひでーなー」


全然気にしてないようです。







「で、この子誰?」


毒舌さんがケータさんに聞いた。


「おうこいつは…そういえばお前誰だ?」


「あ、すいません。2年に編入してきました斎藤鈴といいます」


「おー鈴か。俺は井出啓太。こっちが及川涼」


「うざい。肩組むな」


「僕は佐藤樹といいます。3人とも3年だよ」


「井出先輩に及川先輩に佐藤先輩ですね」


「俺は名前でいいぞー」


「俺も」


「あ、僕も名前でいいですよ斎藤さん」


「じゃあ啓太先輩、涼先輩、樹先輩ですね。私のことも名前でいいですよ」


「おぅ!鈴だな。よし鈴、ここ座れ」


「啓太うるさい」


「まあまあ。鈴ちゃん、今お茶持ってくるからちょっと待っててね」



涼先輩は毒舌だけどみんな仲がいいようだ。


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