今日の空も青かった
「ぎゃっ!!!!」
「おー。起きたみたいだな。おはよーさん」
「お、オハヨウゴザイマス」
「はは、ごめんね驚かせちゃって」
「い、いえ」
「…色気ねー悲鳴」
コイツすごく失礼だー。さっき胸発言したやつ絶対コイツだ。かけてもいいよ1000ガリオン!ガリオンないけど。
そこにいたのは3人の男の子だった。1人は爽やか笑顔が素敵な人、もう1人はさっき顔が近かった青目の人、そして最後は目つきが鋭くてなぜか髪が銀な失礼なやつ。3人とも顔整ってんなー。すごくモテそう。若干1名中身に問題あるけどね。
「そういえば。君ここでなにしてたの?」
「あ、授業サボってぐだぐだしてたら寝てしまって…」
「ここにくる途中"立ち入り禁止"のボードなかった?」
「ありましたよ」
「でもきちゃったんだ?」
「ええ。なぜかちょうどよく落ちてたので見なかったことにしてついでに踏んでおきました」
「ははは。やっぱり君は面白い子だね」
「…ありがとうございます」
"やっぱり"ってどういうことだろうとか、これ確実にほめられてないのにお礼いう自分ってどうなのとか色々思うことはあったけど
そんなことより
私は目の前で笑う青年の笑顔に
目を奪われてしまった