今日の空も青かった

「そうや。コイツの紹介がまだだったよな。ほら恭介自己紹介しな」


「いやだめんどくせぇ」


「えー、鈴ちゃんに覚えられんよ?」


「いや、別にいいし」


つくづく失礼なやつ!


「んじゃあ俺が紹介するわー。えっときょーちゃんは…」


「きょーちゃんはヤメロって言っただろ!!」


「わかりました。きょーちゃんですね」


「だからヤメロ!!」


「しょうがないですね。じゃあ銀髪ヤローでいいですよ」


「いいねそれ」


「俺も賛成ー」


「お二方も賛成ですので決定で」


「ダメだ!お前ら賛成すんな!!ていうかまず"さん"付けしろよ!!」


「銀髪ヤローさん?」

「ヤローも外せ」


「銀髪さん?…某漫画の銀髪の方とかぶるからヤダ」


「は?」


「縮めたら銀さんじゃない…大体銀髪でやる気なくていちご牛乳飲んでる当たりでもうかぶりまくりなのよ!!」


「しらねぇよ。ていうかそもそも俺の名前は銀髪じゃねぇ」


「これで名字が坂田だったら…まぁ銀●が一番好きなわけでもないけど」


「聞けよ」


「え?鈴ちゃん誰好きなん?」


「桂小●郎」


「ヅラかー、俺はやっぱり●楽ちゃんかな」


「三島さんも読んでるんですか!?なんか意外」


「なーなー俺はなー、定●」


「あ、人間じゃないんですか」


「あとはなーゴリラ」


「こっちは人間だね」


「そういえば鈴ちゃんてコミック派?」


「はい。三島さんは?」


「俺はジャ●プ派。コイツも」


「まぁ俺は立ち読みだけど。でも最近アソコのコンビニのオバチャンむっちゃこわくてこわくて…」


「そういえばアソコのコンビニのプリン新しいのでてたね。美味しそうだったよ」


「プリン!!買って…うち逆方向じゃん!!」


「明日買ってきてあげようか?」


「いいんですか!!ありがとうございます!!」








「お前ら俺を無視すんな!!!!」


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