今日の空も青かった

スーさんと


「ぶっかつーぶっかつー部活にいこうー」


時間は過ぎ今は放課後。めんどくさい授業も終わりとても楽しみな部活の時間となった。


「今日はいるかなー…」


最近天文部にいっても誰もいなくて。誰もいないということは鍵があいてなくて。つまりなにもできなくて。…悲しすぎる。ま、その間に美術部で絵を書いてたからいいんだけどさ。なんか寂しいじゃん。


「…あいてる」


誰がいるんだろ?とりあえず静かだから啓太先輩はいないね。うん。うーん…樹先輩とかかな?


「失礼しまーす…」


部屋に入るけど誰もいない。目の前にあるのは散らかった漫画たちとお菓子だけ。多分…絶対啓太先輩のだ。
しょうがないから漫画とお菓子を片付けてあげる。もちろんお菓子は私のポケットへ片付ける。大丈夫、啓太先輩だ。



「ひまー」


今日は誰もこないのかな?でも鍵あいてたし…もしやかけ忘れ?そうしたら誰かくるの待ってた方がいいよね。

色々考えていると突然ガタンという音がした。音は隣の部屋からのようだ。



「あっ」



隣の部屋の存在忘れてた。


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