1/5の罪と傷、6%の生きる糧
今更気付いても遅かった。

気付いたところで違う手段は

選ばないのだから。

その後看護婦さんが私を呼んで、

手術室で寝るように言われた。


この時点では頭が相当ハイだったので

痛いとか怖いとか不安とかそういった事は

一切感じなかった。



できる事ならお腹の命ごと

このまま私を殺して欲しいと

願った。



麻酔を投与されて、

数を数えてと言われたので、

適当に15まで数えて、

16でぐらりと来て、

17は言ったか言ってないのか、






分からないまま堕ちた。


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