1/5の罪と傷、6%の生きる糧
あれは、衝動だった。
仕事が終わって、一人で過ごす夜。
「ワインの味も分からなければ、オススメなんてできないでしょう?」
と最もな指摘を上司から受けた私は、
どうやらワインを飲みすぎた。
突然、プチンと切れた。
「薬。薬が飲みたい・・・・。」
そう思ったら、もう止まらなかった。
部屋の中にある、頭痛薬、睡眠薬を取り出して、
全部の錠剤を出した。
精神が高ぶって、落ち着きたい時
眠れない時、
もう逃げたい時、
全てを俯瞰するために使った方法。
バファリンを1箱くらい飲んだところで、
人は死なない。致死量はもっと要る。
私の心が、どこか病んでいる事は、
今に始まった事ではなかった。
社会人になってからは、集中力が必要だから
流石に多用はしなかったけれど。
私は、
私の傷を誰かに見せびらかしたいわけではない。
見せ付けたいならリストカットをするのだろう。
人は誰だって傷ついて、生きる。
心療内科にお金を落とす程馬鹿らしい事はない。
只、Tripしたいから、全部飲む。
『まだ、足りない。』
仕事が終わって、一人で過ごす夜。
「ワインの味も分からなければ、オススメなんてできないでしょう?」
と最もな指摘を上司から受けた私は、
どうやらワインを飲みすぎた。
突然、プチンと切れた。
「薬。薬が飲みたい・・・・。」
そう思ったら、もう止まらなかった。
部屋の中にある、頭痛薬、睡眠薬を取り出して、
全部の錠剤を出した。
精神が高ぶって、落ち着きたい時
眠れない時、
もう逃げたい時、
全てを俯瞰するために使った方法。
バファリンを1箱くらい飲んだところで、
人は死なない。致死量はもっと要る。
私の心が、どこか病んでいる事は、
今に始まった事ではなかった。
社会人になってからは、集中力が必要だから
流石に多用はしなかったけれど。
私は、
私の傷を誰かに見せびらかしたいわけではない。
見せ付けたいならリストカットをするのだろう。
人は誰だって傷ついて、生きる。
心療内科にお金を落とす程馬鹿らしい事はない。
只、Tripしたいから、全部飲む。
『まだ、足りない。』