1/5の罪と傷、6%の生きる糧
オフィスにもう1箱常備してある
Panadol-パナドールが、
どうしても欲しい。
もう、全部飲もう。
千鳥足でオフィスへ行き、
引き出しからパナドールを取る。
その帰り道で、ぶっ倒れた。
ホテルの深夜勤務スタッフ達が
倒れた私を見つけて、
急いで車椅子を持って来て、
数人がかりで私を部屋まで運んだ。
只、立てないだけで私に意識はあった。
「只、立てないだけなの。ちょっとお薬が欲しくて、オフィスにきただけだから、
本当に大丈夫なの。」
ひたすらそれをリピートする。
私の部屋にスタッフ達が入って、
私がまだ捨てていなかった錠剤たちの
残骸を見て、息を呑んでしまったのが分かった。
こんな時に限って、ゴミ箱に捨てるの忘れた。
「Shiho,これ全部飲んだでしょう?」
「いますぐ病院に運ぶわ。」
とスタッフ達が騒ぎ出したので、
「大丈夫。全部飲んでなんかないの。空けたらカラだったのよ。私は大丈夫だから、
もう寝るから。ごめんね、変な心配かけて。」
ベッドで寝ながらそう言って、
全員を部屋から追い出した。
飲もうと思ったけど、私は既に1箱半は飲んだ。
これ以上飲んだら、明日の仕事に
差し支えるのは明白だ。
「こんな下らない事、やめよう。」
そう思って、そのまま寝た。
Panadol-パナドールが、
どうしても欲しい。
もう、全部飲もう。
千鳥足でオフィスへ行き、
引き出しからパナドールを取る。
その帰り道で、ぶっ倒れた。
ホテルの深夜勤務スタッフ達が
倒れた私を見つけて、
急いで車椅子を持って来て、
数人がかりで私を部屋まで運んだ。
只、立てないだけで私に意識はあった。
「只、立てないだけなの。ちょっとお薬が欲しくて、オフィスにきただけだから、
本当に大丈夫なの。」
ひたすらそれをリピートする。
私の部屋にスタッフ達が入って、
私がまだ捨てていなかった錠剤たちの
残骸を見て、息を呑んでしまったのが分かった。
こんな時に限って、ゴミ箱に捨てるの忘れた。
「Shiho,これ全部飲んだでしょう?」
「いますぐ病院に運ぶわ。」
とスタッフ達が騒ぎ出したので、
「大丈夫。全部飲んでなんかないの。空けたらカラだったのよ。私は大丈夫だから、
もう寝るから。ごめんね、変な心配かけて。」
ベッドで寝ながらそう言って、
全員を部屋から追い出した。
飲もうと思ったけど、私は既に1箱半は飲んだ。
これ以上飲んだら、明日の仕事に
差し支えるのは明白だ。
「こんな下らない事、やめよう。」
そう思って、そのまま寝た。