1/5の罪と傷、6%の生きる糧
只、それまでの人生では、
何をやらかしても平気で、
怖いものなしだった私が、
なにをやらかしても平気では
なくなっていた。
そういう時期、
というのもあったけれど
あれだけ私が固執して
持っていた手持ちの駒の全部が終わった。
そういうのが馬鹿馬鹿しくなってしまった。
だから、未練なく手放せた。
私の性格も、以前より少し暗くなった。
以前はとても大切にしていた
友達の全員が、
私にとってあまり必要じゃなくなった。
仕事をして、
スタッフ達とどこかへ行く事はあっても
それ以外の場所で、
交流を図るのも面倒だった。