うちの危険な大型犬
1.突然の再会
チュン、チュン

小鳥の鳴き声と、カーテンの隙間から入る光で、眠りから意識が浮上してくる。

うー、ねむい、だるい。なぜかのどが痛い。

でも起きなきゃ……。一週間分の洗濯と掃除が待っている。

あれ、でもなんかいいにおいがする。お味噌汁だ~~~

でも、1人暮らしのはずなのになんで、こんな匂いがするんだろう?

疑問に思いながらもその匂いに誘われるように、私はまだ残る眠気と戦いながら、無理やり目を開けた。

すると―――




なぜか、知らない男に圧し掛かられていた……


< 1 / 8 >

この作品をシェア

pagetop