積み重ねの罪と罰【完】


「せめて君を暖めたい」


と君は私の耳元で囁いた。甘い声が私を狂わした私はまた罪と罰を背負ってしまった。愛、故の罪と罰を犯した。



愛を積み重ねる度、私は狂い壊れてゆく

愛は私の体を引き裂いても、心は引き裂いてくれない


だから

誰か、私の体と共に

心を引き裂いて

あなたの愛で…



-END-
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