ヤンキーの一分【完】
ヤンキーの一分
『オイ!いちぶんって知ってか~?』
番長的なヤンキーが言った。
そいつの顔は一度見たら忘れられないぐらいの
ド迫力な顔だ。
金髪、鼻ピアス、耳ピアス……そして、180センチをこえる大男だ。
でも、かっこよかったりなかったりな感じの高校三年生だ。
『ナンすっか?それ?』
後輩ヤンキーが番長に聞くと
『あんっ?なめてんのか~?
テメェ~~』
番長は声がかすれるぐらいの声で言った。
『ヒィィィィ~!
すいません!』
怖がりながら後輩ヤンキーは番長にあやまった後輩ヤンキー
を見て番長は言う
『ちっ、つまんねぇーな!
テメェにはいじはねぇのか!?いちぶんとやらはねぇのか!?あんっ!?
男なら直ぐにあやまんな!それでもサムライの国に産まれた男かテメェは!金の卵ついてんのか!?コラァ!』
銀〇の銀さん風
後輩ヤンキーに
怒鳴りつけガン見をして言った番長
『………………』
黙りこむ後輩ヤンキー
を見て番長はさらに言う。