ヤンキーの拳【完】
ヤンキーの拳
一人のヤンキーがいた。彼はヤンキーの間ではこう呼ばれている
「番長」と、だがしかし彼の心はナイーブであり番長には向いてはいないのかもしれない。ただ、彼の武勇伝は誰にも負けないものでヤンキー界に存在している
「オスッ、番長!」
爽やか系~なヤンキーが屋上にやってきて番長が座る椅子の元に走り寄って来た
「だれだテメェは!?」
番長は読んでいた本を閉じ寄って来たヤンキーにガンを飛ばしながら言うが
「番長の武勇伝に憧れて転校してきゃした!マジ感動ッス」
「そうか…じゃ」
「タバコですか!?どうぞ!!」
すぐさま爽やか系~なヤンキーはポケットからライターとタバコをとり番長にタバコを渡す
「……此処はどこだ?」
「えっ!?屋上ッス!」
「どこのだ!?」
「学校の屋上ッス!」
「だったらこんなモンを持ってきてんじゃねぇー!!」
番長は立ち上がり渡されたタバコとライターを叩きつけ踏み潰し爽やか系~なヤンキーにつかみかかると爽やか系~なヤンキーは殴られると思い目を瞑る。
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