白虎連合Ⅰ






「こんなもんでいいんか?」


「うん、十分」





英寿くんの言葉に頷き、人事のように傍観する。

気が付けば雄大くんも隣に立っていて、タバコを吸っていた。





「あ、大人しくなった?」





暫くすると彼女達は泣きながら大人しくなり、再び彼女達の目の前まで歩く。

そして腰を下ろし、木刀を地面に刺した。






「まずは幹部である私に暴行」


「そして勝手に白虎の名を使い、汚した」






喧嘩した相手が悪かったね。








「オトシマエよろしく」









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