白虎連合Ⅰ
「明日から忙しくなる、気引き締めろよ」
「はい」
今は夜中なので、朱雀の病院に行くわけに行かない。
明日から"ghost"を頑張って取り締まらな。
「雄大くん、本間に手空いてるとき北区見てくれる?」
「当たり前やんっ」
雄大くんの隣に座り、こっそり聞く。
やっぱり不安は消えないけど、一人じゃないから少し安心した。
ってうちが不安がったらあかんよな。
「龍、お前ちゃんと護衛しろよ」
「任せてください!!!」
英寿くんに言われ、ラグの上に寝転んでいた龍は笑顔で起き上がる。
頬には湿布が張ってあるけど…大丈夫そうやね。
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