白虎連合Ⅰ







「にしてもアイツ等本間ムカつく!!!」


「まぁまぁ、」


「ゆいが誰だか分かってんのか?!って感じ!!!」





結局着いた場所は学校近くのファミレス。

軽く食べ物とドリンクバーを頼み、今は紫織の愚痴タイム。






「あのギャル軍団、白虎に知り合いいるねんて」


「で?」


「そいつ等に頼んでうちを潰すらしいわ」


「うわー…やらかしてるやん」






紫織は私が白虎の幹部だと知っている。

それは私から打ち明けた。

でも紫織は黙っていてくれて。






「でもさ、ゆいも私幹部ですーって堂々としたらいいのに」


「んー、面倒くさい」


「あはっ、やっぱり」






取ってきたカルピスをストローで飲み始める。

紫織にもまた集会来て貰おっかな。

…行きたいって言ったらでいいか。







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