白虎連合Ⅰ
「ゆい!!!お前いきなり裏拳かますなや!!!」
「なに自分の家のように帰ってきてんねん」
「俺かて暇やねんてー」
「学校行け!!!」
ヘラヘラ笑う雄大くんにもう一発蹴りを入れたのはいいとして。
倉庫に行けばいいのに。
てか帰ればいいのに。
「まぁまぁ、ゆいミルクティー入れたから飲み?」
「あ、ありがとう」
「ゆいさーん、ゲームしていいっすか?」
「なんでゲームがあるねん」
とりあえず紫織と並んでソファーに座る。
テーブル等も親が持って行ったので、ソファーと低いテーブルを買った。
今思ってんけど、何でも持って行き過ぎちゃう?
龍と蓮はテレビゲーム。
英寿くんは風呂から上がった途端にラグの上で寝ていて。
雄大くんに関しては一人で料理を作って、一人で食べている。
皆一応夜には帰るんやけど…。
昼になったら勝手に入ってくるっていうね。
以前玄関の鍵を閉めていたら、借金取りみたいにドアをドンドン叩かれました。
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