白虎連合Ⅰ






「ゆい!!!お前いきなり裏拳かますなや!!!」


「なに自分の家のように帰ってきてんねん」


「俺かて暇やねんてー」


「学校行け!!!」






ヘラヘラ笑う雄大くんにもう一発蹴りを入れたのはいいとして。



倉庫に行けばいいのに。

てか帰ればいいのに。






「まぁまぁ、ゆいミルクティー入れたから飲み?」


「あ、ありがとう」


「ゆいさーん、ゲームしていいっすか?」


「なんでゲームがあるねん」








とりあえず紫織と並んでソファーに座る。

テーブル等も親が持って行ったので、ソファーと低いテーブルを買った。



今思ってんけど、何でも持って行き過ぎちゃう?




龍と蓮はテレビゲーム。

英寿くんは風呂から上がった途端にラグの上で寝ていて。

雄大くんに関しては一人で料理を作って、一人で食べている。





皆一応夜には帰るんやけど…。

昼になったら勝手に入ってくるっていうね。





以前玄関の鍵を閉めていたら、借金取りみたいにドアをドンドン叩かれました。









.
< 346 / 382 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop