白虎連合Ⅰ
とにかくプレゼントはプレゼントなので二階に置いといて。
再び一階に戻ると、皆楽しそうにお酒を飲んだり食事をしたりしていた。
うちもなんか食べよかな。
「おー華風おめでと」
「華風さんの誕生日はやっぱ凄いなぁー」
「ゆいさんっ、私も来ましたよ!!!」
「辻さん、陣、夏美、久しぶり」
紫織と一緒に料理を取っていると、声が聞こえ振り向く。
そこには青龍、白虎、朱雀の総長達。
夏美は退院出来たらしく、元気そう。
「他の隊員は来てないんですか?」
「いや、今日は俺達だけ」
「挨拶だけでも来ようと思ったんです」
「あ、そうなんや」
わざわざ来てくれた三人は少ししたら帰るらしい。
楽しんで、とだけ伝え私は紫織と食事を始めた。
暫くすると辻さんは英寿くんの所、陣と夏美は二人で食事をしていて。
感謝するわ、本間。
「なんか改めてゆいって凄いなぁ…」
「ん?」
「流石白虎幹部様!!!」
紫織はキラキラした目で私に抱き付く。
何がそんなに凄いかわからんけど…。
ま、いっか。
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