白虎連合Ⅰ






「なんで本物が来るねんな!!!」


「とりあえず逃げよう!!!」


「無理やって!!!」


「俺等知らんぞ!?」






中心に集まり、彼等は背中合わせに立つ。

その顔はまるで青く、体がカタカタと震えていて。





ブォン…ブォン…!!!





幹部補佐に警護されながら一台のベンツが彼等の目の前で止まった。

そして幹部補佐は直ぐにバイクから降りて運転席と助手席を開け。



中から白と赤の特攻服を羽織った二人が登場した。







「和泉英寿…森高雄大」








白虎連合総長と副総長。






それに気付いた途端、彼等の息が一瞬止まった。








.
< 97 / 382 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop