Fall in love
「お前さぁ〜本当面白いことするよなっ(笑)てか、なんで朝俺のことほって行ったんだよっ!!」
そう言うと尚兄は、泣く真似をした。
「きもっ!!」
あたしと生徒会長の声が綺麗にはもる。
少し気まずい雰囲気になったが、その雰囲気をこわしたのは、意外にも生徒会長だった。
「尚斗、こいつとはどんな関係なんだ?」
尚兄は、一瞬びっくりしたような顔をしたけど、ニマッと笑うととんでもないことを言い出した。
「俺とこいつ付き合ってんだ♪」
そう言うと隣にい立っていたあたしの肩を抱き寄せた。