Fall in love
「おっはよ〜♪」
朝からテンションMAXで現れたのは、いまさっきまで寝ていた亜優姉だ。
亜優姉は、リビングのソファーに座ると大きいあくびをひとつしてあたしを見た。
「おっ!亜夢、髪ちゃんと巻けてんぢゃん!!」
「ほんとっ!?ありがと!!」
「でも、すぐとれると思うから、スプレーかWAXつけていったほうがいいよ〜。おいで。やったげる!!」
亜優姉は、そう言うと近くにあったスプレーであたしの髪を直してくれた。
亜優姉は、若者に人気のある有名ブランドのショップ店員をしている。だから、ヘアメイクやファッションについては、とても詳しい。
亜理姉もアパレル関係の仕事をしているため、とてもセンスがいい。
2人は、あたしの自慢のお姉ちゃんなんだ〜