Fall in love


「俺はそこまで器用じゃねぇ。それよりお前本当に、あいつとつき合ってんのか?」


俺は胸の中でモヤモヤしていた疑問を聞くと尚斗は一瞬顔を歪ませたが、言っている意味がわかったらしく、いきなりギャハハハハハと笑い出した。


こいつ今日笑ってばっかだな。

そんなどうでもいいことを考えていると、尚斗が目に涙をためながら、

「修、お前がそんなに馬鹿だとはおもわなかった!!いつも学年で1位なのになぁ〜ギャハハハハハ」
とまた笑い出した。


さすがに俺も、理由もわからずにこんなに爆笑されると腹が立つ。

「おい、いい加減にしろよ。」

俺は少しドスの聞いた声で言うと、

「わりぃ!!!そんなにおこんなよ〜(泣)」
と泣くふりをしだした。

俺はわざとため息を聞こえるようにを吐くと、尚斗はおもしろくなさそうな顔をしてから話し出した。
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