Fall in love


あたしが固まったことを不思議に思った修が、声をかけてくるけど今はそれどころじゃない。

あたしは、なんて説明しようか悩んでいると、手の中の携帯が震えた。もちろんかけてきているのは亜理姉だ。

あたしは、深呼吸を数回し電話にでた。


「も、もしもし。」


「亜夢?あんた今どこにいんの?」


「えっと、もうすぐ待ち合わせの場所につく…」


「わかった。早く来な!」


電話越しだけど、亜理姉が心配(怒って)いるのがわかった。


あたしは、修の手を引っ張りながら全力で待ち合わせ場所に向かった。


修はというと、何が起こっているのか把握できていないようで、顔を歪めていたが、素直に従ってくれた。



はっ、はやくいかなきゃ!!!!!
< 70 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop