Fall in love
あたしが固まったことを不思議に思った修が、声をかけてくるけど今はそれどころじゃない。
あたしは、なんて説明しようか悩んでいると、手の中の携帯が震えた。もちろんかけてきているのは亜理姉だ。
あたしは、深呼吸を数回し電話にでた。
「も、もしもし。」
「亜夢?あんた今どこにいんの?」
「えっと、もうすぐ待ち合わせの場所につく…」
「わかった。早く来な!」
電話越しだけど、亜理姉が心配(怒って)いるのがわかった。
あたしは、修の手を引っ張りながら全力で待ち合わせ場所に向かった。
修はというと、何が起こっているのか把握できていないようで、顔を歪めていたが、素直に従ってくれた。
はっ、はやくいかなきゃ!!!!!