Fall in love
「修くん見掛けによらず、甘いものが好きなの?」
亜理姉が目に涙を溜めながら、修に尋ねた。
「えっ、あっいや。あまり好きじゃない「たっだいま〜♪」
修が最後まで言う前にリビングのドアが、勢いよく開いた。
「おっ、すっげーごちそうじゃん!!!拓斗今日何か特別な日だっけ〜??」
でかい声でリビングに入ってきたのは、尚兄で隣には拓斗も立っている。
「知らねぇよ。自分で調べれば?」
拓斗はそう言うと、自分の席に座りご飯を食べ始めた。