オトナ彼氏∞


………………




……………!?


「んなっ///?!」


か、彼氏って…


えーーーーー?!



「いや、陸部のヤツがさ昨日公園で結花と仲良さそうに歩く男を見たって泣いてたからさぁ~♪ほら、結花って兄弟いないから、もしかしてって思ってさ」



雄大はニヤニヤしながら、私の肩を掴む

一方私は魂が抜けたようにただ突っ立ったまま



「その反応は…いるってことでいいんだよな?」


雄大はなんとも楽しそうに私を攻める


「…そうよ」



…へ?



私…しゃべってないのに…?



「結花には超イケメンで、超超優しい彼氏がいるんだから!!!」



り、りっちゃぁぁぁん!!!!!


なんでそんなこと言っちゃうのよぉぉぉ!!!!


案の定、雄大はニンマリと満面の笑みを浮かべる


勝ち誇ったような笑顔



「へ~♪結花に彼氏かぁ!んじゃ、余りモノ同士俺と里歩も付き合っ…」



「誰が余りモノよ!てか、あんたと付き合うとかまじないから!」



りっちゃんは雄大に容赦なく攻撃を加える



私はまだ夢の中にいるような感覚だった




「…ちょっと来い」


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