オトナ彼氏∞
突然、後ろから聞き慣れた声がした
でも、ここにいるハズがない
だけど…
間違えるわけもない
私はゆっくりと声のしたほうに振り向いた
「…………正樹、さん…」
そう
そこには、青いポロシャツに身をつつんだ、正樹さんが立っていたのだ
「…ちょっと来い」
まだ状況が理解出来てない私の腕を、正樹さんの大きな手がつかんだ
どうしてここにいるの?
何してるの?
私の頭には?マークがたくさん浮かぶ
正樹さんは《関係者専用》とかかれた扉を開け、私ごとなかに入った
…そして
私を強く抱きしめた