オトナ彼氏∞



「あーもうっ!!」


正樹さんは頭をガシガシとかいて、きょとんとする私の両肩をつかんだ



「他のヤツに…見られたくないんだよ…」


「……え?」


「だって、無茶苦茶可愛いし…」



ボンッ!!!!


私は正樹さんの言葉で再び顔を赤く染めた


しかも、自分でも音がしたのがわかったくらいに…



「え…えっと…///」

「ほんともっと自覚持ってよ。心配でたまんない」


正樹さんは照れ臭そうに笑い、私の持つパーカーを取った


「ちゃんとプールから上がったら着てること。つか、その上にタオルも巻くこと」


「そ、そんな見られないですよ…」


「いや、ダメだ」



なんか正樹さんがこんな風なの初めてかも



なんだか必死な感じが可愛い



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