オトナ彼氏∞



「…あ、ああ」


なぜか視線を合わせてくれない信


気のせいか、顔が少し赤い…


「…信?」


私は不思議に思い、俯く信の顔を見ようと近づいた



「ちょ、あんま近くな!」


「へ?」



信はなぜか慌てて立ち上がる



なんで?






「…見えてんだよ」


…はい?



「何が?」



「だから…その…」



信はなんだか言いづらそうに、私をチラチラと見る



私はちっとも検討がつかず、?マークを浮かべたまま



すると、少し先にりっちゃんと雄大の姿が見えた



私はまだ少し足に違和感があったから立ち上がらず、手だけ振った




すると、なぜか2人ともぴたりと歩みを止めてしまった



そして…




「た、た…」


「ん?雄大何ー?」



「谷間すげぇぇぇぇーーーー!!!」






なんともお恥ずかしい叫び声がプールに響いたのであった


< 144 / 226 >

この作品をシェア

pagetop