オトナ彼氏∞



「まぢ最低っ!ありえない!」


りっちゃんはラーメンを勢いよくすすりながら雄大の足を蹴る



「い゙っ!か、勘弁してくれって!しょうがねーだろ?」


雄大は蹴られた足を撫でながら涙を浮かべた



私は赤面しながら暖かいうどんをすすった



…まさか見えてたなんて


もしかして、正樹さんもそれで私にパーカーを…?


「げほっ/////」


「ゆ、結花?!」



いけないいけない


正樹さんには見られてないよね


大丈夫大丈夫



「てか、里歩は兄貴に会えたわけ?」


信が話題を変えてくれた



「あ!そうそう!たくさん話せたよー!」


りっちゃんはうっとりとしながら、蓮さんとの会話を話しだす



「今彼女いないんだってー!しかも、歳は関係ないって!」


「そっか~!頑張ってね!」


私が頭を撫でるとりっちゃんはくすぐったそうにして笑った



「え…」


「ん?何?」


雄大と信はなぜか不思議そうな目をして私とりっちゃんを見つめた



「それ…女子の間では普通なわけ?」


< 145 / 226 >

この作品をシェア

pagetop