オトナ彼氏∞



着ていたジャケットを脱いで手に持ち、爽やかな笑顔を向けて私の方に来てくれた


急激に上がる体温


「見たことある制服だなぁ~って思ってたら、まさか本人だったなんてな」


「あ、あの…どうしてここに?」



ま、眩しくて顔が上げられません


「ああ、会社が近くだからよく来るんだ。ほら、あそこのビル」


神谷さんが指指すほうを見ると…



「えっ?!あ、あのビルですか!?」



そこにはとんでもなくデカイ建物が…


「やたらデカイだけだよ!仕事はたいしたことないよ?」


いやいや


たいしたことでしょ…









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