オトナ彼氏∞
黙ってるなと思ってたら雄大はさっとりっちゃんの前に出た
「ちょ、いつから私はあんたのモノになったのよ!!」
「あ、間違えた。俺のになる予定なんでダメです!」
りっちゃんの攻撃をかわして雄大は、言い張る
蓮さんも笑いながら2人を見ていた
「…んじゃ、俺らはこれで」
笑って2人を見ていたら、突然手を握られた私
もちろん相手は…
「正樹さん…」
「これで堂々と連れてけるな」
正樹さんはニッコリと笑って車のほうに歩いていく
後ろから蓮さんとりっちゃんが叫んでいた
「結花ちゃーん!正樹は意外と狼男だから気をつけろよー!」
「結花ー!頑張れー!」
私はイマイチ意味がわからなかったので曖昧に2人に手を振った
そんな私の姿を見て正樹さんはまた笑う
「あはははっ!結花は本当に純粋なんだなー」
「じゅ、純粋…?」
私は正樹さんの爆笑の理由もわからなくて、疑問を抱えたまま正樹さんの車に乗ったのだった