オトナ彼氏∞
「ままま…さきさ…/////」
「ん?」
ん?じゃないでしょ!!!
一瞬すぎてわかんなかったけど…
ほほほ、ほっぺに…
ち、ちゅ…チュー
したよね…?
「あ、こっちがよかった?」
正樹さんは長い指ですっと私の唇を撫でて、ニヤリと笑った
「//////?!」
「…ま、冗談はこれくらいにして、泣き止んだかな?」
…冗談が冗談じゃないですって
心臓いくつあっても足りませんよ
「結花は俺にとって特別な存在だから大事にしたいんだ。だから、結花がちゃんといいって言うまでちゃんと待つからな」
正樹さんはまた優しく笑って、今度は頭を撫でてきた
何を待つのかは、イマイチわからなかったけど…
『特別な存在』かぁ…
なんだかくすぐったいなぁ
「結花…まさか俺が何を待つかわかんないとか言うなよ?」
「へ?わからないですよ?」
私の答えに正樹さんは大きなため息
な、なぜ?!
「まあ、いいや。俺が調教してやるよ」
正樹さんの言葉が実はとんでもない意味だったことに気づいたのは、ずっとずっと後でした…