オトナ彼氏∞



買い物を終えて、再び車でお家へ向かう


「あと20分くらいだから、ゆっくりしてて」


ラジオから流れる洋楽が心地好い


隣の正樹さんも特に何か話すわけでもなく、運転してる



まさか自分が男性の車に乗って、リラックスしてるなんて…


夢にも思わなかった



「…あ、りっちゃん達今どうしてるかな?」


そういえば何も言わず来ちゃった



「…信君のことも気になるの?」



正樹さん…?


「結花が好きなのは俺なんだよね?」


「ふぇっ///?!」




と、突然何を言い出すんだ正樹さん!!



「…違うのか?」


「いや…ち、違く…ない…ですけど…」



一瞬またからかってるのかと思ったけど、正樹さんの目は真剣だった



「ならよろしい」



私が真っ赤になりながら答えると、また優しい笑顔になる



…これって



「…結花が他の男のこと気になるなんて、許さないよ?例え友達でもね」



や、ヤキモチ…?




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