オトナ彼氏∞



ガタンゴトン

ガタンゴトン



私は揺れる電車の中、小さな体をさらに小さくして乗っていた


キョロキョロと周りを見渡すも、それらしき人はなし


てか、暑いよぉー



「ん?」


な、何?


なんかお尻辺りに違和感が…


『もももももしかして…触られてる?!』


さわさわとスカートの上を動く手らしき感触


『どうしよ…後ろ向けない…』


怖い


怖い



体がぶるぶると震えだす


その間にどんどんエスカレートする手は、ついにスカートの中に入ってきた


『やだ…やだ…助けて…!!』


声も上げようとしても声が出ない



「震えちゃって…可愛いな?」


耳元で男の人の声



この人が触ってるの?


やだやだやだぁ!!!









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