オトナ彼氏∞



「まだ心臓痛い?」


「うん…。神谷さんのこと考えたりすると、胸の辺りが痛いんだ」


私は左の胸の上に手をかざした


ドクンドクン…


この規則正しい動きが、あの優しい笑顔を思い出すと急に乱れる



「それって雄大とかには起きないでしょ?」



「うん。何もないよ」



「なら大丈夫ね!いつ神谷さん会っても!」



りっちゃんは私の頭をそっと撫でてくれた



「ふふふ♪りっちゃんに頭撫でられるの好き~」



「結花って動物みたいなんだもん!可愛い~」








…それ喜んでいいの?




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