オトナ彼氏∞
なんだあ
残念…
「信かぁ…」
「ったく…。ほら、さっさと降りるぞ」
信は駅に着くなり、私のかばんを持ってホームへ降りた
「ちょ…!なんで信まで降りるの?」
「結花が真っすぐ家に帰れるかわかんねーからな」
いやいやそうじゃなくて!!
信ってばまだあと2駅ぐらい乗るハズ…
「心配すんな。走って帰るから」
信は慌てる私を笑いながら、改札を出た
「だ、大丈夫だから!ほんとに!」
「いいから!どうせ次の電車待ってるなら結花を送れるだろ?」
信は優しい笑顔を向けて、歩きだす