オトナ彼氏∞
「きゃーーーー!!」
廊下に響く真理子ちゃんの声
何事かと、私とりっちゃんは廊下に飛びだした
「真理子!どうしたの!」
「真理子ちゃん!?」
真理子ちゃんは廊下に崩れるように座っていた
放課後の廊下はなんだか寂しい
オレンジの日差しが真理子ちゃんを包んでいた
「かかかかか……」
「「か?」」
「かっっっっこいいーーーーーー!!!」
かっこ…いい??
真理子ちゃんの視線の先をゆっくりと見つめた
そこには
優しく微笑む神谷さんがいた